保育園からこども園、そして保育無償化
過去から現在
時代の流れなのだろうか、近年ではこども園(保育園+幼稚園のようなもの)が増えてきている
ここで、簡単なおさらい・・・
各園の管轄は
・保育園は文部科学省
・幼稚園は厚生労働省
なぜ、子どもを育てることは同じなのに管轄が違うのか疑問にも感じるが・・・
習わし、発祥の違いがあるのだが・・・
それは、さておき「すべての子どもに同じ教育を」をテーマにこども園が設立(2006年)
すっごく簡単に言えば保育にかける家庭でなくても保育園に預けられるよってこと!
さまざまな条件はあるけど、これはすっごく良いことだと思う!共働き、専業主婦、主夫、親の介護などなど家庭状況はさまざまだけど、大人側の問題であって子ども側からは関係ないからね。
ここでも、特に幼稚園からこども園に変更するに色々な基準があって現場では少し話題になったけど(今回は省略・・・)
待機児童解消
少し前に話題になった「保育園落ちた日本死ね」問題
多少過激な気もするけど、これを発信した人は必至だったんだと思う
預けられなきゃ仕事はできないし、仕事出来なきゃ生活できないからこその
心の本音
そこでか、どうか分からないけど、近年小規模事業保育園(3歳未満児)を運営する企業が多くなってきた
これも、日本活性化のために良いことだと思う
みんな、スキルはあっても働けない人がいてはもったいないしお金が回らなきゃ経済も回らないから・・・
保育料無償化
少子高齢化対策?として昨年からスタートした3歳児以上児保育料無料化
その他にも対象家庭もありますが・・・
子育て家庭としてはなんとも有難い制度ですね☆
実際、保育料のためにパートとして働く主婦の方もいると聞くくらいの世の中だった
保育料に支払う分のお金が子どものために使われたりその分貯金して旅行に行ったり
習い事をしてみたり、ママ友とランチしてみたり、と生活が豊かになるし子どもも色々な経験することが多くなるし、お金を使えば経済も回るし、いいことだらけ☆
のように感じますが・・・
いや、ちょっと待てよ?
たしかに、こども園や小規模事業保育園が増えたりして待機児童も少なくなって
働きに出れる方も増えて、保育料無償化になって経済も回るであろうとなっていいけれど・・・
介護、保育の人材不足の問題があるではないか・・・
保育士や介護福祉士は国家資格なのに給料安くてなり手が少ない中なのに
預ける側の政策ばかりで受け皿側の抜本的な政策がないままなら結局一緒・・・
受け皿(保育士)が増えなかったら、結局預かりたくても保育士1人で預かれる子どもの人数は一緒なのだから、預かりたくても預けられない問題
結局、待機児童解消にならなくない?こども産んでも預けれないなら産まない選択肢があるわけで、少子高齢化のままじゃない??
現場の先生たちは預からないわけではなくて、預かれない悲しい現実・・・